テレビが嫌いな子ども4歳の自閉症の子どものお話です。 家庭訪問でカウンセラーとセラピストが 初めてお家に行きました。 恥ずかしがりやのG君は、話をしている 間チョロチョロと走り回っています。 G君の状態に関しての質問をして、その会話の中で 「テレビは見ますか?」 とセラピストが聞くと、 G君はコソとテレビの裏に周り コンセントを抜いていました。 感覚機能の「音」「光」に超敏感なG君。 テレビがついていると、叫んで泣き出します。 それは「音を無くした状態のテレビ」でも 同じです。 両親と一緒に寝たいG君が両親のベットルームに 入ってきます。 「テレビ」をオンにすると、部屋のドアまでさがり 泣き叫びます。 毎晩泣き叫ぶ事が続き、そのまま泣き崩れて寝る日が 続きます。 それでも、たまにはゆっくりとテレビを見たい大人たち。 セラピストは「テレビ」を諦める事を勧めます。 テレビではなくて、絵本を用意して見せる事の方が ずっと教育的で、感覚機能が安定するからです。 そのお家では、テレビは別の小さいお部屋に置くことに なりました。 次のページへ・・・ ジャンル別一覧
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